退職後3ヶ月の生活費収支

お金のこと
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退職後は当然ながら収入が0。
次の仕事が決まるまで貯金を切り崩す生活になります。

正確に言えば最終給与・退職金・失業保険があるので退職後も半年ぐらいは収入があるんだけど、収入の発生する労働をしなければ、遅かれ早かれ貯金を切り崩す生活になるのは確定事項。

というわけで、ちょうど月が切り替わったところで9月に退職した私の11月までのリアルな生活費収支をご覧ください。

9月〜11月の生活費収支

結論から言いますと、9月〜11月の3ヶ月の収支は

・収入 ¥370,000
・支出 ¥704,400
・収支 ¥-334,400

となっております。
予想通りの赤字。

2024年9月→赤字

・収入 ¥164,000
・支出 ¥278,700
・収支 ¥-114,700

支出内訳
・住宅費 ¥30,000
・通信費 ¥0
・食費  ¥8,800
・日用品 ¥18,300
・衣服  ¥1,500
・美容  ¥1,400
・趣味  ¥10,600
・交際  ¥16,000
・交通  ¥1,000
・事業  ¥188,800
・保険  ¥2,300

*収入→最終給与手取。住民税を一括引落としにしたから少ないのであって普段からこんな給与額で働いてたわけではないです。念の為。
*住宅→パートナーと同棲中で、私の住宅費負担は毎月これだけ。ありがたい。
*日用品→この月は部屋のカーテン買い替えたりしたのでかなり多め。
*通信→スマホ代は楽天ポイント払いなので0円。
*事業→開業届を出せば経費にできるもの。今月はMacBookAirとその付属品を購入。

2024年10月→赤字

・収入 ¥5000
・支出 ¥312,500
・収支 ¥-307,500

支出内訳
・住宅費 ¥30,000
・通信費 ¥0
・食費  ¥16,900
・日用品 ¥1,800
・衣服  ¥0
・美容  ¥0
・趣味  ¥3,300
・交際  ¥11,900
・交通  ¥12,700
・事業  ¥27,400
・保険  ¥2,300
・学費  ¥22,800
・税金  ¥183,400

*収入→まさかの収入発生。国民共済の還付金でした
*交通→職業訓練校が始まり交通費発生。
*事業→作業用コワーキングスペース借りました
*学費→職業訓練校のテキスト&保険代。学ぶのは無料だけどテキスト代は自己負担。
▶︎職業訓練でかかった費用についてはこちらでまとめています

2024年11月→黒字

・収入 ¥201,000
・支出 ¥113,200
・収支 87,800

支出内訳
・住宅費 ¥30,000
・通信費 ¥0
・食費  ¥26,300
・日用品 ¥3,300
・衣服  ¥9,300
・美容  ¥0
・趣味  ¥1,900
・交際  ¥15,600
・交通  ¥12,700
・事業  ¥11,800
・保険  ¥2,300

*収入→失業保険給付開始

生活防衛費の半分が飛んだ

ということで、支出だけでみると退職後3か月で70万近くのお金がなくなりました。

私は退職するにあたり、「生活防衛費200万を使い切るまでに何かしらの収入を得る」と決めたのですが、たった3ヶ月で半分近くが飛んだわけです。現実怖い。

最初の2ヶ月が大赤字

最初の2ヶ月は、収入がないところに

・国保&年金一括払 ¥183,400
・MacBook airとその関連用品 ¥188,800

この二つの支払いがあったので大赤字になってしまいました。

国保と年金は月々支払いでも問題なし

私は国保&年金を毎月払うのがストレスだからという理由で一括支払いを選択しましたが、失業保険の給付が始まってから月払いにすれば大赤字は回避できます。

ただトータルで払う額は同じなので、最初に大ダメージをくらって回復するか、じわじわダメージを受けるかの違いでしかありません。

減額や免除の手続きもできる

収入激減で払うのが難しければ、国保&年金切替え時に窓口でその旨を伝えると減額もしくは免除の手続きをしてくれます。

ちなみに扶養家族がいる方は国保に切り替えず会社の保険に加入したままにする方が支払額が安くなるかも。有識者の方がYoutubeで語ってくれてると思うので、その辺ChatGTPやGoogleに聞いて調べてください。

私は国保だけ負担が大きすぎたので減額手続きをしています。

収入がなくても必要なものは必要

事業費は、これから私の収入を生み出す源となるので必要経費。

パソコンの購入は必須

これはもう、仕事道具になるため、購入しないわけにはいきません。
中古で安いPCを買えばもっと安く済んだけど、Ipadを持ってて後々Clipstudioを連動させて使う計画があるのでMacBookを選びました。

当初は価格を抑えるために13インチ購入予定だったものの、実物見に行った際に13インチより15インチの方が圧倒的に見やすかったので、

「商売道具ケチっても商売はできない、必要投資だ!」

と清水の舞台から飛び降りる覚悟で15インチを選択。
せめてもの悪あがきで、ネットで少しだけ安めに購入しました。
ゆえに保証はなし。どうか潰れないでください。

私には必要だったコワーキングスペース

さらに9月10月と家で作業してみて、家では集中できないことがわかったのでコワーキングスペースも借りました。コワーキングスペースを借りるまでに喫茶店やカフェも利用してみたけど、

・毎回ドリンクやフードを頼まなければならない
・それでいて長時間利用するのは気が引ける
・一人席では15インチMacBookを広げて作業しにくい
・営業時間内しか使えない

という理由から24時間好きなタイミングで好きなだけ利用できるコワーキングスペースを借りることにしました。

▶︎コワーキングスペースを借りるまでの経緯はこちらに

【2025年2月追記】
職業訓練校に通っていた4ヶ月間は使う頻度が少なく会費の元を取れていなかったけど、卒業後はほぼ毎日利用しています。また、訓練校に通っていた間も少ない頻度とはいえ好きな時に好きなだけ利用できたことで得たものはあったので、早めに借りることを決めて良かったなと思っています。

残金で生活できる期間は残り6ヶ月

こうやって書き出してみると、最低限の固定費だけでも

・生活費¥30,000
・事業費¥11,800
・保険¥2,300

と、4万近くあるんですよね。ここに食費や交際費、記載しなかった投資を予算組みすると、最低でも月15万は必要。

残金100万円として、月々15万で生活するのに残された猶予は6ヶ月。
退職金や失業給付金を使っていけばもう少し延びるけど、できればこれらは切り崩した補填に充てたい。

毎月2〜3万の予定外出費がある

月々の生活費、最低15万と書きましたがもう一度ここまでの支出を振り返る。

・9月の日用品は特別支出があり高額に
・10月の学費はこの月だけの特別支出
・11月の食費は特別支出があり高額に

ってことで、「その月だけ発生する予定外出費」というやつが毎月2〜3万ある。
正確には全く予想してないわけではないから、毎月支払額が増える項目がある。

12月もクリスマスや忘年会があるから交際費が普段より多くなるのは予想済み。
そして3ヶ月に一度の歯科検診もあるので医療費が発生。

1月は交際費という名のお年玉が。
2月は旅行行く予定。
3月からは令和7年度の国保と年金支払いが。

ということで、月々の生活費は2〜3万上乗せして17〜18万程になりそうです。

残りの猶予、6ヶ月もありませんね。

投資額は膨らませて回収できるお金だから減らしたくない

ここには記載してませんが、毎月定額投資をしているので、引き落とされる金額はもっと多いです。

投資は出費ではなく、資産の移動(預金→投資)。
とはいえ、今現在使える金額に不安があるなら、一時的に止めることも視野に入れないといけません。

3月頃にまだ収入の目処がなければ減額予定。
逆に会社員時代の収入に戻せたら額増やす。
というか、戻したい。頑張れ私。

【2025年6月追記】
3月どころか6月になっても収入の目処は立ってないけど、一応年内いっぱいは今のままでも問題ない計算なので、もう少しこのまま継続します。

今後の見通し

さて、リアルな収支を書き出してみたら、生活防衛資金が尽きるリミットが明確になりました。

残された猶予は半年。

半年後、どういった結末が待っているのか。
結末を予想しつつ見守ってていただければ幸いです。