パートナーと同棲している1Kの部屋。
彼がいると、気配が気になってブログ執筆に集中できない……。
この事態の解決策として最初に選んだのは、カフェで執筆すること。
SNSでもよく見る、「コーヒー片手にノートPC作業する姿」。
駆け出しのフリーランスからしたら、めちゃくちゃカッコよく見えませんか?
そんなわけで「私もアレをやるぜ!」と試みたら、家以上に集中できないし落ち着かない!という結果になったので、今回は私がカフェ執筆を諦めた理由と、最終的にたどりついた理想の執筆場所について、お話しします。
はじめに:「それっぽいこと」やってみた結果
まず初めに、私は今、執筆場所としてコワーキングスペースを借りています。
コワーキングスペースを借りる前、「彼がいると、気配が気になって全然集中できない」問題の解決方法として真っ先に思いついたのが、SNSでよく見る「カフェで作業をする」ことでした。
「私もやってみたい!」というノリで、Macを持ってカフェへ。
でも、実際にやってみて気づいたのは、「集中できる場所=おしゃれな場所」ではないということ。
カフェでの執筆作業は、いろんな面で私にはまったく合わない。
ここからは、私がカフェ作業を断念した理由を、正直にお話ししていきます。
私にカフェ作業が合ってなかった3つの理由
何種類かのお店で作業を試みたんですけど、どこも同じでした。
① 注文するのがストレス
そもそも私、一人で食べる食事にお金をかけたくない性格。
誰かとカフェに行くのはいいけど、ひとりで黙々と執筆作業するためにフードを頼むのは「もったいない」と感じてしまいます。
しかも私はカフェインを摂るとお腹を壊しやすいタイプで、コーヒーも紅茶も避けがち。普段から水しか飲みません。「お金払ってお腹壊したくない」という気持ちもあり、注文にするのにストレスを感じてました。
かといって、水を頼むこともできない見栄っ張り。
本音で生きるって、簡単なようで難しいことを再認識しました(笑)。
② 作業スペース、狭すぎ問題
私の相棒は15インチのMacBook Air。
一人掛けやカウンター席に座ると、飲み物+PCを置くスペースがない!
かといって、4人掛けテーブルをひとりで占領する勇気もない。
カフェで作業してる人たちは、数多くいるので、もしかしたら15インチでも可能なのかもしれないけど……
私には至難の技でした。
③ 長居できない、気まずすぎる
いつもお昼前から作業し始めるんですけど、入店して1時間もするとランチタイムで店内が混雑し始める……。
案内待ちの人が見えたりすると、「もう出た方がいいかな…」とソワソワ。
結果、1時間程度で集中力どころか居心地まで失って店を出ることに。
「1時間ごとにカフェを移動するなんて、コスパもタイパも悪すぎる!」
と、完全にカフェで執筆作業をする気がなくなりました。
「カフェがだめなら」と、漫画喫茶も試してみた
うちの近所にはカフェだけでなく漫画喫茶もあります。
夜なら8時間1000円で使えるので、コスパ的にはあり。
でも昼間に行くと、3時間1000円とかでちょっと割高……。
それでも物は試しにと行ってみると、空間が静かすぎてタイピング音が響きまくる問題が。
周囲は漫画読んでる人ばかりなので、カタカタ音が響くのが怖すぎて、PCなんか触ってられませんでした。
漫画を読みに行く時はありがたい静けさ。
PC作業には、ありがたくないことを知りました。
最終的にたどり着いたのは「コワーキングスペース」
数回のカフェ代と漫画喫茶代を払って、
・毎回カフェで500円使うと仮定して、20回行けば1万円かかる計算
→1万円払えば、コワーキングスペースが借りられる
→それなら時間を気にせず利用できるコワーキングスペース契約した方が?
と気づきました。さらに、コワーキングスペースだと
・フードやドリンクを頼む必要なし
・だけど、飲食持ち込みOK
・24時間いつでも入退室可能
・滞在時間を気にせず集中できる
・同じ目的の人しかいないから周囲も気にならない
もう、考えれば考えるほどこっちの方がいい。
家の近くに予算内で借りられるコワーキングスペースがあったので、すぐに見学に行って、そのまま契約する運びとなりました。
コワーキングスペースを実際に使ってみての感想は、こちらにまとめています。
まとめ:「それっぽさ」より、集中できる場所が一番
ドラマやSNSでは当たり前のように出てくるカフェ作業だけど、実際やってみると精神的にも作業スペース的にも、しんどかった。
無理して「それっぽい場所」を使うよりも、自分が集中できる場所を使うのが一番です。
フリーランスとして駆け出したみなさまにも、「自分にとって最高に集中できる作業環境」を見つけてほしいなと思います。