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【読書感想】『ブログ集客の仕組みづくり』を読んで全記事リライトした話

読書から学ぶ
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4月に読んだ本はこちら

・45歳からの肌の若返り
・お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安なフランス人
・ブログ集客の仕組みづくり

4月に読んだ本は3冊。

以前「フランス人は10着の服で着回す」という本も読んだんですけど、フランスって美食の国と、オシャレなイメージが強いのに、その国民性は質素というか、「身の丈に合う贅沢」を楽しんでるというか、理想な生活だよなと思います。

フランス関連の本、今後も手に取る機会がありそうだな。

ピックアップしたいのは「ブログ集客の仕組みづくり」。
4月はこの本を読んで、ブログテーマ見直しと記事リライトに大半を費やしました。

はじめに:この本を手に取った理由

私はブログを始めてから、とにかく「まずは100記事書くこと」を目標にしてきました。

理由は、とある人物が「100記事書いたところがスタートライン」と言っていたから。

訪問者数は気にせず、とにかく「更新ペースを守って記事を増やすこと」に集中し、2ヶ月ぐらい頑張って、ようやく2日に1記事のペースが掴めました。
同時に、記事数が30個になったので、「そろそろ人に読んでもらう段階に入ってもいいんじゃないか?」と思いはじめました。

そんなときに出会ったのが『ブログ集客の仕組みづくり』です。

「事業としてブログを運営する」って、どういうこと?

「集客」と言ってしまうと、「アフェリエイトのための商売魂」というイメージで、「個人ブログ」を運営するのに使うのは苦手でした。

でも、人に読んでもらうためには、人を集めなければならない。
それは、すなわち「集客」するということ。

なので、個人的な心象はひとまず横に置いて、集客について勉強することにしたのです。

自分のブログを「事業」だと自覚する

もう一つ苦手に感じていたのが、ブログを「事業」と呼ぶこと。

ブログ記事は書いていたけれど、アクセス数は0だし、収入も作れてない。
そんな状態のブログを「事業」と呼ぶのはとても抵抗がありました。

だけど、「事業」として運営することで、「集客」について考えやすくなる。
「集客」ができればいずれ「収入」も発生する。

「卵が先かニワトリが先か」ではないけれど、最終的に収益を発生させるつもりなら、最初から事業目線で続けても同じことだなと、そう考え直しました。

全記事リライトに踏み切った理由

この本では、最初に、自分がブログ記事の中で発信する「マーケティングメッセージ」の作り方を教えてくれます。

これは、筆者の3つの質問に答えるだけで、マーケティングメッセージができるという、とっても簡単なもの。
どう答えていいかわからなければ、ChatGPTに「私は〇〇がやりたいんだけど、それについて(質問内容をコピペ)」と聞けばOK。

あとは、その「マーケティングメッセージ」に沿う記事を書いていけばいいのです。

書き直すほど楽しくなる!リライトで生まれた好循環

私は一応、ブログを始める前にブログテーマと発信内容を決めていました。

でも、「とにかく記事を書く」ことを目標に進めてる中では、「伝えたいこと」より「書きやすいこと」から書き始めているのが現状。

この本を読んで、ここまで書いてきた記事がちゃんとテーマに沿っているのか不安になり、もう一度自分のブログテーマを見つめ直し、マーケティングメッセージをきちんと作り、ブログの記事をすべてリライトすることにしました。

実践しながら読める!作業が捗る解説

この本のすごいところは、読んだらすぐ実行したくなるところ。

とにかくわかりやすく、簡単にせつめいしてくれるので、参考にしながらのリライトも捗るのです。作業が捗ると楽しくなる。楽しく、良い記事が作れる。

こんな感じで、見事に好循環が生まれました。

とはいえ、たった30記事でもリライトし終えるのにかかった日数はそれなりに。
早い段階で、この本と出会うことができてよかったです。

ブログは絶対にリライトする前提で作ろう

リライトして思ったのが、「ブログは後から絶対に書き直すものだ」ということ。

どんなに完璧に仕上げたと思っても、時間が経つと

・ちょっと情報量が多すぎるな
・言いたいことが散らかってるな
・この文脈はおかしい気がする
・こうした方が読みやすくなるのでは?

と、絶対に修正したくなります。

書き続けることで、自分の文章のクセや、自分らしさも見えてきます。
そうするとまた書き直したくなる……もう、リライトの沼・沼・沼。

ブログは、書くことで成長する。
最初から完成品を目指さず、稚拙でもいいからとにかく書く。
そして、その後に読みやすく、伝えたいことが伝わるように修正する。

先人のブロガーたちが言う「ブログは稚拙でもなんでもいいから、とにかく書いた方がいい」という言葉の意味を、30記事書いてようやく理解できました。

これからブログを始める方へのアドバイス

もし、これからブログを始めようと思っているなら、とりあえず30記事書くことをおすすめします。

ブログは継続するのが一番難しいから、30記事書くのがしんどいなら現時点ではブログに向いてないかも。

逆に30記事書ければ、「自分なりのブログ執筆ペース」が掴めるし、ブログの方向性もはっきりとしてきます。

方向性がわかれば、必要な知識もわかるようになる。
必要な知識がわかれば、それを学ぶための行動に出る。

なんでも基礎が大切なように、ブログもまずは基礎を固めて、それから本来やりたかったこと(集客/収益/知名度/認知度など)に乗せていく方が、スムーズに運営できるんじゃないかなと思います。

私はブログの書き方より先にマーケティングを学んだけれど、現状ブログを通して売りたい物があるわけでもないし、全然活かしきれてません。いずれバンバン使い始めるかも?!

私の「ブログ思考」を整えてくれた3冊

「ブログ集客の仕組み」を読むのはどのタイミングでもいいと思います。
個人的には、マーケティングターゲットの部分は先に読んだ方がいいけど、それ以降の部分は先に読むと考えすぎて文章が書けなくなる可能性もあるから、ある程度書き進めたあとにリライトの参考書として読むのがオススメ。

そして、この本とあわせて以下の2冊も読むと、かなり考えが整うと思います。

・一人社長ブランディング
・思いやりマーケティング

この3冊があれば、会社運営の基本を学んで、お客様ファーストの考え方を見つけた上でブログ運営ができるようになりますよ!

まとめ:ブログ運営で一番大事なのは「記事を書くこと」

ブログ運営で重要なのはノウハウでも収益でもなく、まずは「記事を書く」こと

記事がなければなにも始まらない。

集客はその次でいい。
収益に至っては、そのまた先。おまけくらいに考えるべき。

初期のブログは、他のSNSと連携させない限りほぼ100%誰も見に来ません。
読み手0でもひたすら記事を書き、その作業に慣れ、自分の「文章のくせ」「自分らしさ」を掴み、ブログの記事に統一感が出てきた頃に、初期の記事を一気にリライト。

その作業が終わる頃にはGoogleに認知され、ポツポツ訪問者があらわれ、きちんと整えられたブログを読んでもらえて、運が良ければ戻ってきてくれる。
それを繰り返して、ひとつのプラットフォームに成長するのではないかなと。

ブログを開設して半年で、そう感じました。
そして、『ブログ集客の仕組みづくり』は、そんな私のブログ運営を一段階引き上げてくれた一冊です。

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