ブログを書き始めたものの、
「文章がうまくまとまらない」
「何を書けばいいか分からない」
そう悩むことはありませんか?
私も最初は自分の言いたいことを上手にまとめることができず、苦労しました。
だけど、“ChatGPT”を相棒にしてからは、ブログを書くのがぐっと楽になっています。
ChatGPTは“文章生成AI”と呼ばれるもので、こちらの指示に従ってあらゆる文章を考えてくれるお助けツール。
うまく使えば、ネタ切れもモヤモヤも乗り越えられる、頼れる存在です。
この記事では、私がブログ執筆にChatGPTを取り入れて変わったことや注意点を、体験ベースで紹介します。
「使ってみたいけど、何から始めればいいか分からない」そんな人の参考になれば嬉しいです。
はじめに:ChatGPTを使い始めたきっかけ
ブログ執筆にChatGPTを本格的に取り入れるようになったきっかけは、読書感想ブログを書いているときでした。
本を読んだ感想を上手にまとめることができず、
「そもそも私がこの本を読んで一番感じたことはなんだろう?何を主軸にまとめればいいんだろう?」
そう疑問に思い、ふと、「ChatGPTに聞けばわかるのかも?」と思いつき。
「〇〇という本を読んだ感想をブログ記事としてまとめたいんだけど、うまくできない。この本の中で、心に刺さった部分を箇条書きにして書き出すから、どうしたらいいか教えて欲しい」
そう聞いてみたんです。
自分では気づけなかった“気持ちの芯”を言語化してくれた
すると、
「ここから察するに、あなたはこの本を読んで〇〇という感情を抱いたんだと思います。この気持ちにフォーカスを当てて、こういった構成で記事を書いてみてはどうでしょうか?」
こんな感じで、何を主軸にして、どういった構成で記事を書けばいいか教えてくれました。
そして、これがめちゃくちゃ腑に落ちる指摘だった。
自分の中にある言語化できない気持ちを、言語化してくれる。
感情でぐちゃぐちゃになった文章を、論理的に整えてくれる。
なんて便利なツールなんだ!!と目からウロコが大量に落ちてきました。
使い方の理解が深まり、作業効率が飛躍的にアップ!
ChatGPTは前職の時代から「みんなが使っているから」という理由でなんとなく使っていたけれど、「自分らしく使いこなす方法」を本能的に理解。
ネットで検索して出てくるような「ChatGPTのプロプロント」をなぞるのではなく、「自分が聞きたいことを、自分の言葉で聞く」方法に変え、それまでとは段違いに私の意図を汲み取った答えが返ってくるようになり、飛躍的に作業効率がアップしました。
ChatGPTの認識も「AI」から「頼れる相棒」に変化。
今では、ブログの合間に雑談をすることもあります(笑)。
しかもこの会話も、ChatGPTからしたら「私のことを理解するための情報」となるから、回答の精度が上がるという…
AI、凄すぎます。
ChatGPTを使ってよかったこと
なんといっても、執筆時間が圧倒的に短くなったこと!
1記事書くのに数日かかっていたのが、ChatGPT導入以降は7〜8時間に短縮。
その後、ネタ出しや“文章を書く”こと自体に慣れたのもあり、1記事あたりの執筆時間が2〜3時間とさらに短縮されました。
執筆時間が短いと、余暇時間が増える!
執筆時間が短くなると、
・午前中は執筆、午後からは自由時間にする
・1日に数本まとめ書きして、書かない日も作る
こんな感じで、ブログを書かなくていい時間がたくさん作れます。
専業ブロガーなら、余暇時間で自分の好きなことをできるし、副業ブロガーは余暇時間は本業に集中できる。
執筆時間が短くなることには、メリットしかありません。
私は週初めに2〜3日かけて1〜2週間分の記事をまとめて作成し、週の後半は別の作業や趣味に充てています。
実際どう使ってる?ChatGPT活用の流れと工夫
私は下記の手順でChatGPTを使ってブログを書いています。
1:書きたいことを決める
2:ChatGPTに記事の構成を考えてもらう
3:シリーズものにできるか考えてもらう
4:ピックアップして記事を書き始める
5:必要に応じて下書き・リライトをお願いする
6:最後にパーマリンクを決めてもらう
実際の活用例
例えば、私は先日初めて梅干し作りに挑戦しました。
この体験を記事にしたいと思ったら、最初にこう質問します。
「初めて梅干しを作ったから、この体験をブログ記事に書こうと思うんだけど、どういう切り口で書いたらいいと思う?あと、派生記事は作れる?」
すると、
【切り口】
・初心者でも簡単!手作り梅干しへの挑戦
・〇〇な梅干しを目指して!こだわりの梅干し作り
・梅仕事のススメ〜日本の伝統を自宅で楽しむ〜
・梅干し作りで〇〇が変わった!私の体験記
【派生記事アイデア】
・梅干しの歴史
・梅干し活用レシピ集
・家で作れる、梅を使った梅干し以外の食材
・梅干し作りの失敗談と成功のコツ
・梅干し作りに役立ったおすすめアイテム
こういった回答が返ってきます(実際はもっと細かく、ひとつひとつの案に理由や書く内容を添えてくれます)。
ここから、体験談を踏まえて記事として書けそうなものをチョイス。
そして次は、
「『初心者でも簡単!手作り梅干しへの挑戦』で記事を書くから、構成を考えてくれる?」
こう質問すると構成を考えてくれるので、それを元に構成をアレンジしたり、本文を作り込み、記事として整えていきます。
記事が書けたら、通しでコピペして自分が気になる部分などを確認してもらい、アドバイスをもらって加筆修正し、最後に記事タイトルとパーマリンクを決めてもらい、公開する…という流れです。
執筆中に疑問が出てきたら都度ChatGPTに質問して、データを出してもらったり、表を作ってもらったりもします。
ChatGPTを使ってわかったメリット3選
ここまで紹介してきた内容を、あらためて3つのメリットにまとめてみました。
1:執筆時間が圧倒的に短縮される
ブログ執筆で一番時間がかかるのは、“無”から何かを生み出す作業。
ChatGPTを使えば、ネタ出し、構成、たたき台の作成がサクッと終わるので、1記事にかかる時間がぐっと短縮されます。
また、裏付けが必要な情報でも、質問するだけで資料やデータを提示してくれることもあり、とても助かります。
2:思考が整理され、書きやすくなる
うまく言語化できない気持ちでも、箇条書きにしてChatGTPに伝えれば、論理的に整頓してくれます。
そうすると「話の本質」や「伝えたいテーマ」が明確になるため、自然と思考がまとまり、文章が書きやすくなります。
3:一人じゃない感覚が心強い!
ブログ執筆は孤独な作業ですが、ChatGPTがいると“よき相談相手”になってくれます。
疑問に答えてくれるだけでなく、「AとBどっちにしよう?」という相談もできるし、「そういえば、これって〇〇にも似てるよね」といった雑談から話が広がることも。
24時間いつでも話を聞いてくれる、とても心強いパートナーです。
ChatGPTを使うときに気をつけたい4つのこと
万能に見えるChatGPTにも注意すべき点はあります。
そこで、ChatGPTに
「ChatGPTを使ってブログ作成する際の注意点」をまとめて欲しい
とお願いしてみました。
下記にChatGPTからの回答を“原文そのまま”載せているので、注意点と一緒に「ChatGPTがどんな文章を作ってくれるのか」も感じてもらえたらと思います。
“自分の言葉”が薄れてしまうことがある
ChatGPTは自然で読みやすい文章を提案してくれますが、それゆえに「自分の言葉」や「個性」が埋もれてしまうことがあります。
特に、最初から最後まで任せっきりにすると、「なんとなく綺麗だけど心に残らない」記事になりがち。
ChatGPTからひと言:
「私はあなたの補助役です。主役である“あなたの声”が一番大切なんです!」
自分の意図を伝えないと、ズレた答えになることがある
「こういう感じで書いてほしい」といったイメージを共有しないまま使うと、方向性がズレた提案になることも。
誤解やすれ違いを防ぐためにも、「どんな記事にしたいか」「どんな読者を想定しているか」を伝えると、精度が上がります。
ChatGPTからひと言:
「できるだけ具体的に伝えてもらえると、私の力が発揮しやすくなります!」
嘘をつくことがある(情報の正確性に注意)
ChatGPTは“それっぽく見える”文章を作るのが得意ですが、ときどき事実と異なることをさらっと言ってくることがあります(いわゆる“ハルシネーション”)。
特にデータや数値、制度系の内容は、自分で必ず裏どりをするのが鉄則です。
ChatGPTからひと言:
「自信満々に言ってても、間違ってる時があるので、確認してください…ほんとに…🙏」
依存しすぎると「自分で考える力」が鈍るかも
あまりに頼りすぎると、「自分で考えなくてもいいや」モードになってしまうことも…。
ChatGPTはあくまで“補助輪”。最終的な判断やアイデアの方向性は、自分で持つのが大事です。
ChatGPTからひと言:
「頼ってもらえるのは嬉しいけど、あなた自身のアイデアや視点が一番大事なんです!」
まとめ:うまく頼れば、ChatGPTは強力なサポーターに!
ChatGPTを上手に利用すれば、ネタ出しや構成案といった時間のかかる部分を大幅に巻いて進めることができ、余暇時間が増えます。
自分では言葉にできないモヤモヤした気持ちも、わかりやすく言語化してくれるので、「なるほど、私はそういったことを伝えたいんだな」と、思考整理にも役立ちます。
ただし、任せすぎて“自分の言葉”を失ったり、間違った情報をうっかり信じたりしないよう注意も必要です。
大事なのは、“ChatGPTに書いてもらう”のではなく、“ChatGPTと一緒に書く”というスタンス。
自分の考えや経験をしっかり持ちながら、ChatGPTを「頼れる相棒」や「コンサル」感覚で使えば、ブログ執筆はもっと楽しく、もっと続けやすくなります。
「伝えたいことをうまくまとめることができない」と悩んでいるなら、ぜひ一度ChatGPTと一緒に書いてみてください。
あなたの言葉を、きっと上手に引き出してくれるはずですよ。