私はブログ記事を書くのに、コワーキングスペースを利用しています。
「コワーキングスペースって実際どうなの?」
と、気になっている方に向けて。
半年間使ってみた私のリアルな感想をまとめました。
はじめに:コワーキングスペースとは?特徴と料金の相場も紹介
・家じゃ作業に集中できない
・カフェだと長居しづらい
そんなときにぴったりなのが、コワーキングスペースです。
コワーキングスペースとは?
簡単に言えば、フリーランスや在宅ワーカー、学生などが一緒に使う、「共有の作業スペース」。
Wi-Fiや電源、会議室、フリードリンクなどが完備されています。
オープンカフェのような雰囲気で、個室利用できるところもあります。
価格は?
利用スタイル | 月額料金の目安 | 内容・特徴 |
---|---|---|
フリーデスク(席が固定されない) | 10,000〜30,000円前後 | 一般的なオープンスペース。カフェのような自由席タイプ |
固定席(専用デスクが確保される) | 30,000〜50,000円前後 | 自分専用の机・収納付き。法人利用や長期利用向け |
個室・ブースタイプ | 40,000〜80,000円前後 | 1人〜複数人で使える半個室/完全個室。機密性◎ |
法人プラン | 要問い合わせ | 複数名分の席や会議室をパッケージで利用可能 |
1日利用だと1500円〜2000円くらいです。
私がコワーキングスペースを借りた理由
私はパートナーと1Kの賃貸マンションで同棲しています。
価値観も生活リズムも合っていて、同棲生活自体は快適なんですが…
在宅✖️在宅=耐えられませんでした
私たちは、二人とも在宅ワークが主体。
彼は私がいても気にせず作業できるタイプなんですが、私は無理だったんです……。
ブログの下書きや、構想メモ、イラストなどを見られてると思うと、全然集中できない。
一人なら家でも集中できるけど、彼が家にいると何も手につかない。
出費は痛いけど割り切るしかない
フリーランスとして働くことを決めたときは、「在宅ワークになるから出勤する必要もなくて楽でいい〜!」と思ってました。
でも、自宅だと全然集中できないタイプだと判明した。
何も進まないまま時間だけが過ぎていく日々。
当然のように「このままではマズい」と思うようになり……
集中して作業できる場所を求め、コワーキングスペースを借りる決断をしました。
収入なしでの出費は正直キツイですが、作業ができないんじゃ収入の目処も立たないので、必要経費と割り切る……。
ちなみに、コワーキングスペース以外にも割り切って課金したものがいくつかあるので、後日まとめて紹介します。
本当に集中できる?コワーキングスペースの雰囲気
私が利用している場所は、スタッフのいないカフェという雰囲気。
クラシックなBGMが流れている、落ち着いた空間です。
設備など
Wifi、プリンター、加湿器、月額制ロッカー、月額制郵便ポスト、時間貸し会議室があり、フリードリンクとしてウォーターサーバーとインスタントのコーヒー紅茶スープが用意されています。
座席の種類
・仕切りなしのカウンター席
・仕切りありのカウンター席
・広めのボックス席
フリーデスクなので、気に入った座席を探して作業ます。
背後に人の気配があると作業に集中できないタイプなので、最初の頃はボックス席を利用してましたが、最近では腰の負担を考え作業チェアの置いてある仕切りありのカウンター席を利用するように。
結果、他人の気配など気にならない集中力を手に入れました。
身内だと気になるので、たまに家で作業してるときは、彼が後ろを通るたびにPC画面隠してます……これって私だけ??
プラングレードを上げると、固定席(個室)が借りられます。
フロアの種類
飲食・通話OKの、本当にカフェフロアと、飲食・通話NGの完全集中フロアに分かれていて、私はご飯も食べるのでだいたいカフェフロアにいてます。
ほとんどの人がPC作業してるので、いろんな人のタイピングの音がフロアに響いてます。
通話OKなのでクライアントとWeb会議してる人も多いです。
私は適度に雑音があるほうが集中できるタイプなので、これらの音は気にならないですが、「雑音嫌!無音がいい!」という人向けに使い捨ての耳栓が常備されています。
どんな人が利用してるの?
カフェフロアは、移動の際にチラッと見えるPC画面や、Web会議中の内容から、
・プログラマー
・Webクリエイター
・マーケティング業務
・コンサル業務
こういった、PCがあればどこでも作業できるといった人が利用してる印象です。
対して、飲食・通話禁止フロアは、タイピング音もあまり聞こえず、デスクに詰んだテキストの山が見えるので、資格試験や受験の勉強をしてる人が多いのかなって印象です。
男女比は半々くらいで、年齢層もさまざま。
スーツ姿の人もいればジャージ姿の人もいます。
正直なところ、席に着いたら自分の世界に没頭してしまうので、他の利用者を気にしたことがないです。
過去にこんな人がいた
受験生の友達同士で利用してるのか、入ってくるなりずーっと喋ってる二人組がいてました。それと、カウンター席の椅子を並べて寝てる人も。
寝てる人はともかく、おしゃべりしてる二人組はちょっとイラッとしましたね。
(Web会議や仕事の通話の声は気にならないのに、ただのおしゃべりだと途端に「うるさい💢」ってなるのはどうしてなんだろう?)
どちらも目撃して数日後、運営から注意喚起のメールが配信され、その後は見てません。誰かがクレーム入れたんでしょうね。
実際に使ってみた感想
実は、契約した当初はほとんど利用していませんでした(笑)。
というのも、当時は職業訓練校に通っていて、平日9時〜16時は学校。
17時に帰宅してすぐ夕食……という生活スタイルだったので、コワーキングスペースに行くタイミングがあまりなかったんですよね。
冬で寒かったので、通学以外で外出する気分になれなかったし。
職業訓練校卒業後もしばらくは寒い時期だったので、なんだかんだ家でダラダラして利用率が低いままでした。
「さすがにこのままではマズい」と、利用日を手帳に記録して可視化するようにしたところ、「元をとらなければ」根性を発揮し始め、通う頻度が爆上がり。
今では用事がある日&雨の日以外は通って作業してます。
その証拠に、ある時期を境にブログの更新頻度も爆上がりしています(笑)。
コワーキングスペースを利用するメリット
・行くだけで作業スイッチが入る
・中断要素がないので必然的に作業時間が長くなる
・周りもみんなフリーランスと思うと、サボってられない
・「仕事してる感」が出る
・「できる雰囲気」の自分に酔える(笑)
家で作業してると、気分が乗らないと投げ出しがち。
同居人がいる場合は、同居人に集中力を逸らされたりもします。
だけど、コワーキングスペースだと集中が途切れることはないし、投げ出したくなっても周りの作業雰囲気につられて「もうちょっと頑張ろ」って思えます。
コワーキングスペースを利用するデメリット
・月額費用がかかる
・行くまでの移動が面倒に感じることもある
コワーキングスペースはやっぱり、都会に多い印象。
徒歩圏内にないと移動費や移動時間がストレスになることも。
私の場合、ラッキーなことに家徒歩5分の場所にコワーキングスペースがありましたが、これ以上の距離だと通う気にはなれなかったですね。
まとめ:コワーキングスペースはこんな人におすすめ!
・家だと作業に集中できない
・家だとオンオフの切り替えができない
・カフェ作業のように、適度な雑音があると集中力が増す
・お金を払うことで、やる気が増す
今は月額利用だけでなく、1日単位で気軽に利用できるスペースも増えているので、気になっている方は、まずはお試しで利用してみてください。
ちなみに、私が通っているのはBIZcomfortというコワーキングスペース。
雰囲気や料金、設備などの詳細は公式サイトからどうぞ👇
▶︎BIZcomfortの公式サイトはこちら