最速で転職内定を勝ち取りに行く方法

転職のすすめ
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2025年4月から失業給付金のルールが変わります。
それにより転職市場が大荒れになる可能性があります。
なぜなら

・給付制限が短縮されて、無収入の期間が短くなる
・退職&転職がしやすくなるので、退職者が一時的に増える
・転職市場に求職者が殺到
・ライバルが増えて転職が難しくなるかも?!

つまり、「とりあえず退職して失業給付金をもらって、ゆっくり転職しようかな〜」と考えていると、転職市場の激戦化で再就職ができない!という状況もありえるのです。

ということで、そんな事態を回避するための、最速で転職内定を勝ち取りに行く方法をご紹介します。

失業給付金のルール改定

まず簡単に、失業給付金について説明を。

・退職てして失業すると、失業給付金がもらえる
・2025年4月から給付金の受け取りまでの期間が1ヶ月短くなる

詳細はこの記事に記載。

ルール改正によって何が起こるのか

最初に書いたように

1. 失業給付金が早くもらえるようになったことで
2. 金銭的理由で退職を踏みとどまっていた人が退職に踏み切り
3. 再就職希望者が一時的に増加し転職市場に人があふれ
4. 採用窓口の数は減らないので再就職が難しくなる

といった流れになるんじゃないかなと予想。

退職者の数だけ労働者が減り、採用窓口も増えるかもしれないけど、大半の退職者はよりよい環境を求めて辞めているので、退職された側の企業は募集をかけても条件や待遇でスルーされるんじゃないかなって思います。
実際私の元職場も在職者が減る一方で、中途採用募集をかけても全然入ってこない&入社してもすぐ辞められてばかりでした。私の抜けた後もいまだに埋まってないです。

昔と比べて転職者は増えている

昔は一度就職してしまえば年齢とともに昇給&出世し、定年まで勤め上げるのが一般的だったと言われていますが。

みなさまもご存知の通り、今は定年年齢が引き上げられて会社に上の層が残りまくっててなかなか出世も昇給もしない。リストラになる可能性もある。さまざまなハラスメントに溢れてて会社に行くのが嫌になったりもする。

それならばと、よりよい給与や待遇、長く働ける環境を求めて転職を選ぶ人が大勢います。

また、昇給による収入増加ではなく、副業で収入アップを図る人も増えています。
そういった人たちは副業スキルを磨いてそっちの世界に転職したり独立したり、あるいは副業がしやすい会社への転職を選んだりします。

今回の法改正は、そういった人たちが増えたことによる「転職後押し改正」といってもいいかもしれません。

最速で転職させるには計画性が重要!

そんな感じで時代の流れ的にも法的にも転職しやすくなると、もはや転職はキャリアアップの手段として当たり前の時代になり、転職者はどんどん増加するかも。
そんな時代に早期で再就職を成功させるには退職前からの計画的行動が重要かつ不可欠。

そして、現代社会はそのためのツールやノウハウも溢れているので、これらを活用せずに転職準備・再就職活動を行うのは下着姿で狩猟に行くくらい無謀です。

早期就職すると再就職手当がもらえる

それともうひとつ。
退職失業後、早期転職を成功させると、国からお小遣いがもらえます。その名もズバリ再就職手当。

失業手当をギリギリまで受け取るよりも、計画的転職で早期に再就職を決めて再就職手当を受け取る方が、断然お得なんです

再就職手当とは

再就職手当とは、失業給付金を満期までもらわず、早期に再就職した場合に支給される手当金です。
失業保険を最大期限までもらうよりも、早期に転職を成功させ再就職を決め、再就職手当をもらう方がトータルでは手にする金額が大きくなります。

実際どれくらい金額差が出るか計算してみました。

失業給付金を満額受け取った時の合計金額

通常、失業給付金を受け取れる日数は最大120日。
仮に月20万円支給されるとして、20万円×4ヶ月で合計の受給金額は80万円です。

内容金額
失業給付金20万円×4ヶ月=80万円
4ヶ月間の合計収入80万円

失業給付金と再就職手当の両方を受け取った時の合計金額

再就職手当の計算は基本手当日額×支給日数×支給率とややこしいのですが、30歳未満だと最大で約50万円ほど支給されます。

失業給付金の満額が80万円だとすると、30万円も少なく損をしているように思えますが…

内容金額
失業給付金20万円
再就職手当50万円
転職先の給与20万円×3ヶ月=60万円
4ヶ月間の合計収入130万円

転職先の給与(失業給付金と同じく仮に20万円×4ヶ月分)を足すと、4ヶ月で手に入れた金額は80万円+50万円で130万円。

再就職手当の50万円(非課税)がまるっと差額になります!

総合的に見て早期就職の方が得!

「就職先の給与を計算に含めるのはずるくないか?」という意見もありそうですが、早々に安定して給与が入る生活を取り戻すのと、就職が決まらず無収入の期間が始まるのでは、どう考えても労働収入の差は広がるばかり。
そして昇給までの期間も転職にかかった時間分だけ差が開いていきます。

なので、やはり転職は計画的な早期決戦がお得で賢いと言えます。

失業給付金の手続き後、7日間は待機期間という「お仕事をしてはいけない」期間が設けられています。この間に就職を決めると失業給付金はもちろん再就職手当ももらえないので注意してください。

計画的な転職は実際に可能なのか

結論から言えば十分に可能です。

私は前職の会社に転職する際、前々職の会社で働きつつ転職活動して内定をもらい、前々職の退職日の翌日付けで入社することに成功しました。

退職日も入社日もその気になれば調整できるので、計画的に転職活動を進めれば再就職手当の満額受給は十分に可能です。

先に述べたように退職後…というか、失業手続きをした後7日間はお仕事をしてはいけません。なので、このケースでは再就職手当はもらえないし、そもそも失業手続きをする必要もありませんし、実際してません。
当時は転職ギリギリと言われる年齢でとにかく早く転職したかったので、自ら余暇期間&準備期間0の転職を実行しましたが、体力的にキツかったので、あまりお勧めできません。笑。

転職エージェントを最大限に利用する

では、どうやって早期で転職を成功させるか。

それはもう、行動あるのみ。
自分の求める求人を見つけ出してアタックするのみ。

求人情報は、スマホで求人情報&転職サイトを検索すればいくらでもでてきます。
自分の条件にあった転職先をピックアップして、手当たり次第に書類を送って面接にこぎつける!

という方法もあるけれど、もっと効率がいいのが転職エージェントを使うこと。

転職エージェントとは?

就職エージェントとは、就職希望者と企業のマッチングをしている会社。
サイトに登録すると担当者が付き、

・希望する職種や条件に沿った会社を紹介してくれます。
・その会社で内定を取るための応募書類の添削や面接対策をしてくれ
・言い出しにくい給与や待遇などの交渉もしてくれる

といった就職活動のサポートをしてくれます。
自分がどんな仕事に就きたいのか、どういった働き方がしたいのかが不明瞭ならば、自己分析を手伝って、どういう企業に応募すればいいのかのアドバイスももらえます。

転職エージェントは転職に有利な情報を持っている!

繰り返しますが転職エージェントは就職希望職者と企業のマッチングをサポートするサービスです。

つまり、就職希望者から「〇〇な条件で××業界に転職したい」という意見を聞き出すのとように同時に、企業側からも「△△な条件で◻︎◻︎な社員が欲しい」という希望を聞いています。

・どんな人物を欲しているのか
・採用基準はどこなのか
・どこまでなら条件を譲ってもいいか
・どんな人間は即お断りするのか

そういった超重要な情報を把握しているのです。

転職エージェントに登録しなくても、転職サイトやタウン誌、ハローワークの求人票などでも求人情報は集められるし応募することも可能です。それで再就職を決める人だってたくさんいます。

でも、これらの情報を持っているのと持っていないのでは、よほど優秀でない限り大きく差がつく上にそもそも一般に出回らない好条件の非公開求人もたくさん持っています。

自分1人で転職活動をする場合

・色々な転職サイトを見て希望の条件に合う求人を見つけて
・その会社について調べて
・選考に通りそうな書類を作って
・無事に書類選考が通ったら面接での質問を想像して返答を考えて
・「聞いたら落とされるかも」と不安になりながら給与面の交渉もして

…と、なにもかも自分1人でやる必要があります。
不採用なら一からやり直しだし、並行作業も大変。

転職エージェントを利用した場合

・一般に出回らない、よりよい条件で希望に沿った求人情報が知れる
・転職エージェントが希望する企業が欲しがる人物情報を詳しく知っている
・それを考慮した選考に通りそうな書類作成を手伝ってくれる
・もちろん面接対策もしてくれる
・自分では言い出しにくい給与交渉もしてくれる

ものすごい時短。
自力での転職が各駅停車だとすると、転職エージェントを使った転職は無料の超特急券。
早期転職には欠かせないチートアイテムです。

なお、AIが急速的に普及している現代では必要書類の応募にAIを使う人も増えつつありますが、企業側も書類選考にAIを導入しつつあります。なんなら面接までAI対応のとこもあるみたいです。ChatGTPに面接落とされたって考えるとちょっと納得できないかも…

転職エージェントの関連ワードは…

ネットで転職エージェントを検索しようとすると、関連ワードに「ひどい」「使うな」「やめとけ」といった単語が出てきます。

これは正しくもあり間違いでもあります。

どんな素晴らしいサービスでも、それを欲しいと思ってる人以外は「必要ない」と判断するもの。転職エージェントも、そのサービスを欲しいと思ってなければ「最悪」「時間の無駄」「二度と使わない」といった感想になります。

そして、人は満足感より不満を抱いた時の方が「誰かに聞いて欲しい!」と思ってその話を広めるもの。ということで、関連ワードにネガティブなワードが並ぶ程度で判断するのは間違いです。

転職エージェントを使う注意点

大半の転職エージェントは採用に至ったときに企業側から成約料をもらうことで利益を得ています。

なので、悪質なエージェントは、利益優先でマッチしてない者同士を言いくるめて無理やりマッチさせることもあります。

この時代、そんなことをすれば口コミが広まって信用が傾き廃業に追い込まれそうなものですが、先ほど述べたように転職エージェントの検索キーワードはネガティブなものばかりで見極めるのは困難。

だから利用する側が何を言われてもブレないくらい自分の希望条件をしっかり持つ。
その上で、転職エージェントのことを文字通り利用する。

それくらいの強い意思を持ってください。

超ハイクラス転職を狙う場合は就職する側も払いますが、一般的な転職の範囲内なら気にする必要ないかと

「強い意思」を履き違えないこと

とはえいえ

パソコンは文字を打つのが精一杯だけど高収入&高待遇のIT関連の会社に転職したい

といったような、身の丈にあってない希望条件を押し通し続けるのはダメです。
この場合エージェント側は

それならゆくゆくは高待遇になることを目標に、まずは初心者可のIT業界を狙ってみましょう

と、初心者可の時給が低い仕事を紹介してくれると思われます。

パターン1

ここで「こんな給与じゃ高収入と呼べない!このエージェントは良くない!」というのはお門違い。企業は労働の対価としてお給料を支払ってくれるので、文字が打てるだけでプログラミングを理解してない人間に高収入など渡す義務はありません。

パターン2

エージェントの話を素直に受け入れ、「でもこれまでの給料額に比べてこの初任給は納得できない」「通勤距離が遠すぎる」「入社後にプログラムを学ぶ研修制度がない」など、妥協できる点とできない点の線引きをしっかり行なった上で、納得いくまで探し続けるのは構わないです。

納得できないままエージェントに流されて就職が決まったとしても「思ってたのと違う。あのエージェントは良くなかった。エージェントなんて使うもんじゃない」って側に落ちます。

パターン3

最初に「その程度でITは無理なので別の業種で探しましょう」と言ってくるようなエージェントはその場で話を辞めて担当変えを申し出るか登録削除していいレベルです。こっちの希望丸無視してくるエージェントはクチコミ通り「使うもんじゃない」です。

客観的に自分を見つめて、最善の転職先を掴む

自分のやりたい職種があるのなら、初心者であろうがスキルがなかろうが、その希望を伝えることは一切問題ありません。むしろ、きちんと伝えなければ希望する仕事を持ってきてくれません。

中途半端に本音を濁し、「どうして察してくれないんだ」は通用しません。伝えない方が悪い。

ただ、未経験でスキルもないのに初めから在職者と同じ収入待遇を求めるのは違うので、そこはご注意を。
自分の意見をしっかりと伝えて、客観的な視点でアドバイスをもらい、最善の転職先を掴み取りましょう。

逆に、同じ業界でのキャリアアップを図る場合や、希望職種で役立たせることができるスキルを持ってるなら強気で構わないのです。

自分にあった転職エージェントを見つける!

転職エージェントは大きく分けて下記の3つに分類されます。

・幅広い業界&職種の求人を取り扱う総合型
・特定の業界&職種に特化した特化型
・高年収&高収入の求人を扱うハイクラス型

「転職したいけれど、どの業界に行きたいかわからない」「自分のスキルに自信がない」「誰かに相談しながら転職活動を進めたい」という人は総合型。

「絶対に行きたい業界がある!」と決まっているなら、その業界に強い特化型。

「今の職場では自分の能力を発揮できない」「もっと高待遇の職場に移りたい」といった、スキルアップ目的の転職ならハイクラス型。

そんな風に、自分が求める情報を持ってる転職エージェントを探して、利用してください。

具体的な転職エージェントの紹介はこちらで。

逆に失業期間を満喫するのもアリ!

ここまで散々、早期の再就職に向けた転職話をしきましたが、「今の会社を辞めることだけは決めたけど、次の職探しはもう少しゆっくりしたい」という方には、失業期間を使った人生のリフレッシュタイムを満喫することもオススメします!

好きな時間に起きて、好きな時間に寝る

ほとんどの社会人は「起きる→仕事に行く」がワンセット。会社に行くのはもちろん、リモートでも出社時刻が決まっていて、決まった時間に起きる必要がある生活をしていると思います。

失業中は、当然ながら定刻に起きる必要はありません。
再就職後の生活リズムを考えたら、あまりダラダラした毎日を送るわけにも行きませんが、退職直後の数日間くらいはこれまで頑張ってきた自分へのご褒美として、時間を気にせず好きな時間に起きて好きな時間に寝る生活をしてみるのも良いのではないでしょうか。

今まで我慢していたことをしまくる

激務に追われている人にありがちなのが「休みは体力回復のため寝てばかり」「休みの日くらい家でダラダラしたい」というもの。

自分の好きなことに時間を使うエネルギーがなく、いつの間にか推し活や趣味が疎かになり好きなものがわからなくなってしまった…
そんな人も多いのではないでしょうか?

失業中は時間もエネルギーもたっぷりあるので、過去に好きだったもの、楽しそうなこと、面白そうなことに貪欲に手を伸ばしてみましょう。意外とここでの経験が次の仕事に繋がったりもします。

長旅に出てみる

先の項目と少し重なりますが、ほとんどの社会人は長期休暇といえば年末年始、GW、お盆休み、それぞれ1週間前後。

この期間に旅に出ると観光地は激混みしてるし、かといってこれ以外の時期はまとまった休みが取りにくく旅行に行きにくいのが大半です。

失業中は人の少ない(そして宿泊料金が安い)平日に旅行し放題!連泊もし放題!
失業期間を最大限に活用できる楽しみ方といっても過言ではないかもしれません。

私の父親は私が小学生の時に転職しています。
失業期間がどのくらいあったのか覚えてませんが、たしか夏休み期間と重なっていたので、ほぼ毎日のように遊んでもらい、家族旅行にもたくさん連れて行ってもらいました。
当時の母親の心境を思うとなんとも言えませんが、子供の私にとってはものすごく楽しい日々だったし、一生忘れることのない家族の時間を作ってくれたことに感謝しています。

職業訓練校に通ってみる

自由な生活も、これまで我慢していたことも、日程を気にせずに済む旅行も、やり尽くしてもう十分満足した。そろそろ就活しないとだけど、まだイマイチやる気にならないし、自分が何をしたいかもよくわからない…

そんな方には職業訓練校に通うことをオススメします。

職業訓練校はテキスト代のみで就職に必要なスキルを身につけることができる学校。平日朝から夕方まで、ほぼ毎日授業があります。
学校に通うことでここまでのリフレッシュ期間で崩れてしまったかもしれない生活リズムを元に戻すことができるし、就職に役立つスキルを学びながら就職活動もできる。

そしてなにより、職業訓練校に通ってる間は失業給付金の支給期間が延長されます。
「来月で給付が打ち切られるけど仕事がまだ決まらない…」というタイミングで職業訓練校に通い出すと、再び支給が始まると言うこと。激アツ案件です。

職業訓練校で何が学べる?

訓練校で学べる内容は医療系やIT関連、事務職、技術職、など様々。
気になる学科の学校がタイミングよく開講されてるかは運次第なところもありますが、その辺はハローワークのサイトでカリキュラムも含めて事前に確認できます。

職業訓練校に入学するためには筆記試験や面接があります。そして、定員人数も決まっているので必ずしも希望者が全員通えるとは限りません。
そして、職業訓練校に通っている間の給付金額は出席率によって変わってきます。出席判定は厳しく、あまりにも欠席が続いたり、授業を受ける気がないとみなされた場合は退校処分もありえます。その点はご注意ください。

職業訓練校の詳しい話はこちらから

まとめ:よりよい未来に向けた行動を!

2025年4月からの失業保険の法改正で、一時的に転職者が増え、再就職が難しくなるかもしれません。

1. 失業給付金を利用し生活費の不安を減らし
2. 転職エージェントを使った計画的な早期再就職を目指し
3. 再就職手当をもらい
4. 心機一転、よりよい未来に向けて歩き出してください

「私は少しゆっくり休むことにするわ〜」という人も、十分な休養をとったあとに、よりよい未来に向けて歩き出してください!