私の経歴はこんな感じです。
・19歳 高校卒業と同時に夢を追いかけるフリーターになる
・28歳 夢を諦める
・35歳 安定して長く働ける正社員への転職を決意
・36歳 事務職正社員へ転職成功
・41歳 好きなことで稼ぐ自由な生活を目指し退職
・41歳 Webサイト制作の職業訓練校へ入校→卒業
・42歳 無職←イマココ
高校卒業後、迷うことなくフリーターに
私には物心つく前から憧れ目指していた職業がありました。
それ以外の仕事をする自分の姿というのが全く想像できなかったので、高校卒業と同時にアルバイトをしながら夢を追いかける生活を始めました。
夢を追いかけた20代前半
正社員のように決まった時間や日時に働かなくてもいいフリーアルバイターは、夢に向かって努力する時間がたくさんある。そう考え、20代の前半はアルバイトを楽しみながらも自分なりに夢を追いかけていました。
夢をあきらめた20代後半
ところが、大きな壁にぶつかり、夢を追うことに迷いが生じます。
そして28歳の時に完全に挫折。夢を追うことはあきらめました。
あきらめたものの、「他の職業に就いている自分なんて認めたくない」という未練ともプライドとも言えない気持ちを抱え、就職することを拒み、そのままフリーアルバイターとして働いていました。
アルバイター生活は快適だった
とはいえ月の給与は手取りで20万〜25万ほどあり、
・社会保険加入
・有給あり
・賞与あり
・シフト制で休みの希望通りまくり
・家から職場まで30分圏内
・人間関係良好
という職場だったため、特に不便や不満を感じることもありませんでした。
現実に目を向け始める30代
給与額が多いか少ないかの判断はさておき、人並みの生活ができる収入があって趣味や友達もいてそこそこ充実した毎日を過ごしていた私。
唯一の悩みはパートナーがいないことくらい。
いわゆる「こじらせ女子」だった私は、恋活や婚活をしてもうまく行かず、「こじらせ」の原因と根本にも向き合ってきたけどどうすることもできず、もはや諦めの境地へ。
一人で生きていくことを決意
アラフォーに差し掛かり、「もうパートナーのいる人生は諦めよう。一人で生きるための準備をしよう!」と、生涯独身生活を決意。
同時に、1日12時間勤務の接客業をしていたので「今後20年以上この勤務時間&立ち仕事は過酷すぎる。勤務時間が短くて座れる仕事に転職したい。老後資金貯めるなら退職金とボーナスも欲しい」と、事務職正社員へ転職することに。
トントン拍子で転職成功
一般的に転職が成功する年齢は30代前半までだそうです。
もちろん希望する職種に有利な資格や実績を持っているとなれば話は変わってきますが、私はに何の資格もなかった。そして転職を決めた当時の年齢は35歳9ヶ月。正社員経験が一度もない生粋のフリーアルバイター。そんな人間が正社員として雇ってもらえるのか?という不安を抱えながら恐る恐る始めた就職活動は…
まさかの1社目で採用が決まる。まじか。
フリーター、ブラック企業へ就職する
36歳の誕生日を迎える数日前に採用の連絡を頂き、一般的な転職成功年齢をギリギリ超えたところでフリーアルバイターから希望する事務職正社員へと華麗に転職を成功。
だけど、人生はそんなに甘くなかった。
フリーター、ブラック企業に就職する
忘れもしない入社初日の朝一番。
朝礼後すぐ目にしたのは部下を恫喝する上司の姿。
瞬時に「ここはヤバイ職場だ。即刻立ち去らねば。」と気付いたものの、正社員経験がなく自己肯定感がものすごく低かった私は「なんの取り柄もないアラフォー女を正社員として雇ってくれる職場がこの先見つかるとも思えない」という気持ちから、とりあえず様子を見ることを選択。
気がつけば日常的にパワハラ&セクハラを繰り返すブラックな上司に振り回され、心を病みながら固定給で早朝から終電前まで働く社畜と化してました。
人生の幕を下ろしかけた
私の入社後、約2年の間にブラック上司が原因で7人が会社を去りました(うち6人が入社後3ヶ月以内に退職)。私自身も3度心を病み限界を迎え退職を切り出しましたが、都度「改善するから」と言いくるめられ…というか言い負かされて退職できず。
最後の1度は本当に電車に飛び込む寸前までいったのですが、「なぜあんな人間のせいで私が人生を終えるのか?会社辞める方がよっぽど賢選択だ」と思い直したため今現在これを書くことができています。
あのとき冷静に思い直した自分に感謝。
ブラック上司、会社から消える
電車飛び込み未遂事件後の私は完全に吹っ切れ、退職し損ねたものの「次になんかあったら退職届」と心に決めて働いていました。すると何かを悟ったのかパワハラ上司の干渉が激減。そして、半年後くらいにパワハラ上司が会社から消えるという展開になり、私のメンタルは持ち直しました。
新たなブラック上司の誕生
パワハラ上司が消え職場は一気にやりがいのあるホワイト会社に生まれ変わる…と思いきや、ブラック企業の現実はとかく厳しい。
私の同期が昇進してパワハラ上司の後任に就くことになったのですが、入社以来同じようにパワハラに振り回され、その理不尽さに何度も泣かされ傷つけられたはずなのに、なぜか同じ振る舞いをして後輩を鬱病に追い込みまくるという展開に。
人間というのは権力を持った途端にそれを振りかざし始めるものなのんでしょうか。理解に苦しみます。
大SNS時代に巻き込まれる
話は少し変わって。
昔は企業の公式サイトといえばホームページでしたが、今はそこにとどまらずInstagramやX、TikTok、Facebook、LINEといったSNSでも展開していますよね。SNSはうまく使えば低コストでブランド認知と新規顧客の拡大ができる最高のツールです。
会社でSNSの運用担当になる
私の勤めていた会社もSNS集客に乗り出し、私は通常業務の他にインスタ運用が割り当てられました(そしてこれがまた心を病む原因のひとつでしたがその話はまた別の機会に)。
私自身SNSは行っていなかったものの、仕事で毎日眺め、人気のある記事を分析しようとていると目に入ってくるのが
・インスタで本業収入超えた
・インスタ運用で月7桁達成
・インスタ本気でやったら人生変わった
・インスタで自由な生活を手に入れる
といった、「インスタ真面目にやったら高収入&会社に縛られない自由な働き方を手に入れられた」というキラキラ投稿。
SNSドリームを掴みたい!
毎日インスタ業務で残業しまくりの私は思った。
「ちょっと待て。私のやってるインスタ業務、本来は別途給料もらえる仕事ではないのか?」
「個人でやったら収入7桁になるのに私は固定給しか貰えないのおかしくない?」
「これで独立できるんじゃない??」
実行に移すかどうかはともかく、誰もが一度は見る、SNSドリームを私も見た。
転機となる出会い
そしてこの頃、私は一人のフリーランスの男性と知り合います。
彼は長く勤めていた会社を辞め、自分の趣味を活かした仕事をしていました。
仕事の時間も量も自分の思うように調節して働き、会社員時代には満足にできなかったという趣味を楽しむ生活をする彼の姿は、私から見たらとても羨ましいものでした。
もちろん私の知り得ない苦労や悩みもたくさんあるだろうけど、毎日負の感情に包まれ愚痴を言いながら理不尽に押し付けられた仕事を嫌々消化するよりも、自分が決めた選択に頭を悩まし改善策を見つけ道を切り開いていきたい。
彼と知り合いそんな気持ちが強くなり、仕事の話や相談をするうちにだんだんと「現状が不満だから独立したい」という後ろ向きな気持ちから「一度きりの人生、自分の力を試したい」という前向きなものに変わっていたのです。
退職を決めたきっかけ
そんな感じで着々と退職意識が膨らむ中、決定的となる出来事がありました。
世界はキラキラした景色でできている
最初のきっかけは2024年5月後半。
趣味で繋がった仲間で長野旅行に行ったのですが、これがものすごく楽しかった。道中で目にした美しい大自然の景色はきっと生涯忘れない宝物です。
旅を終え、翌日からの出社が嫌だと気落ちする私の心には「世の中にはあんなに感動するキラキラした景色がたくさんあって、楽しいことだらけなのに、なんで私は一年の大半を楽しくないことに費やしてるのか?もっと楽しいばかりの毎日でもよくないんじゃないの??」という疑問ばかり浮かんでくるのです。
愚痴を言い続ける不毛な人生はいやだ!
そして長野から帰阪して再び出社という日常が始まり。
せっかくブラック上司がいなくなったのに何一つ良くならない職場の雰囲気&業務内容について、後輩や先輩とネガティブな愚痴を言い合う毎日を再開する中で気付いた。
「あれ?私、この先何十年も、私か二世が辞めるまで愚痴を言う毎日を繰り返すの?人生の大半を愚痴言うことに費やすの?」
「こわっ!もっと人生楽しく生きたい!楽しい毎日を過ごすために退職しよう!」
ブラック企業からの脱出
何かをやめようとするとき、どんなに嫌だと思うことでも人は意外と「本当にやめていいんだろうか?」という迷いが生じるものです。だけどそれは辞める理由が後ろ向きだから。
人を動かすのは前向きな気持ち
私は何度も何度も退職を決めては言いくるめられたり
・上司や同僚は嫌いだけど仕事内容は好き
・私が辞めたら後輩が私のように心を病む
・なんだかんだ順調に昇給はしている
・次も正社員になれる可能性はない
・欲しい資格受験のために実務経験年数が必要
などなど、自分で辞めない理由を見つけては働き続けることを選んでいました。
だけど、「自分は一生愚痴を言い続けるかもしれない」と気づいた時、
「私は前向きに明るく生きたい!一度きりの人生で後悔をするのは嫌だ!だから好きなことをして生きるために、もう一度夢に挑戦する!」
と、そこまでバラバラにあった感情が一つにつながって、退職までの道が見えました。
安定した仕事を求めて36歳で手に入れた正社員職。
わずか5年で手放し、以前よりいっそう不安定な道に進むことになるなんて、人生何が起こるかわかりませんね。
その後の展開
退職を決意したものの、会社や親にはどう切り出していいのか悩んでいましたが、入社時同様トントン拍子に事が運び、無事円満退職となりました。
そして私は今、「人生の休息時間」として自身のスキルアップも兼ねて職業訓練校に通っています。この話はこれからまとめていこうと思います。
そしてそして、私の人生のキーパーソンと言っても過言ではないフリーランスの男性は、現在私のパートナーとなり、私のことを側で見守ってくれています。これもどこかでまとめられたらなと思います。
忘れられない漫画の名言
ところで皆様は「Paradise Kiss」という漫画をご存知でしょうか?NANAで有名な矢沢あい先生の漫画です。
主人公の早坂紫は、受験勉強に追われる普通の女子高生でしたが、ある日「パラダイス・キス」という名の服飾デザイナー集団と出会い、モデルとしての新しい世界に足を踏み入れます。そこで自分自身を見つめ直し成長していく…というストーリー。
紫はデザイナーの美和子にプロモデルになることを決めたこと、どうすればモデルになれるのかを相談しに行くのですが、その場で仕事を貰え、さらに事務所も紹介してもらえてとトントン拍子に話が進むことに怖気付きます。
そのとき美和子が言ったセリフがこちら。
「トントン拍子に進んでいけるのはその道が自分に合ってる証拠だよ」
人生は意外とトントン拍子
20代で夢を諦めることを決めた時、とても苦しみました。その後も色々なことで悩み、苦しみ、迷い、たくさん涙を流したり、自分なんていなくなればいいと思ったこともありました。
でも今こうして振り返ってみると、結構トントン拍子に進んでるような気もします。
一人暮らしを決めた時。
正社員になることを決めた時。
パートナーである彼と知り合い、今に至るまで。
そして今回、夢に再挑戦することを決めた時。
振り返ってみて、人生の節目だなと思う点ではトントン拍子に進んでいる。
だからこの先も、トントン拍子で進めるんじゃないかなと思っています。
少なくとも今現在、毎日大好きなパートナーの側で笑って暮らしている私と、毎日愚痴を言うだけの生活をしていた会社員勤めをしていた私なら、今の私の方が絶対に良い生活を手に入れられるはず。
ということで、私のこれからの歩みにお付き合いいただけると嬉しいです。