「会社に行く時間がなければもっと好きなことに打ち込む時間が増えるのに」
会社勤めをしていた頃、ずっとこう思っていました。
だけど実際に会社を辞めてみて、働いてた時間を全て「好きなこと」に費やしたかと聞かれたら…
残念ながら答えはNOです。
ベッドでスマホを弄ってるうちに、1日が終わる。
ブログを書く気分になれず、スマホゲームをして終わる。
「今日は何も進まなかったな」と思う日も、数えきれないほどありました。
・「本当にこのままでいいんだろうか?」
・「一時的にでも、バイトに行くほうがいいのでは?」
そんなことを考えながらも、「好きなことをする」という軸だけは手放さずに過ごした1年。
その1年を、ありのままに公開します。

目立った成果は出なくても、不安を感じることがあっても、
「好きなことをする」という軸だけは手放さないようにしてきた1年を時系列にご覧ください。
1〜4ヶ月:時間を無駄にしないため、職業訓練校に通う
退職の翌月から、Webサイト制作の職業訓練校に通っていました。
フリーランスとして活動するなら、Webマーケの知識とWebサイトを作る技術はあった方がいいし、再就職するにしてもそっちの道に進みたい。
そう考えていたのでWebマーケティング&ECサイトを作れる学校に通いたかったんですが、希望する学校は開校時期がかなり先。
・退職時期
・開講時期
・学びたい授業
・通いやすい場所
この4つがうまく重なっていたため、「同じWeb系だし」とWebサイト制作に進路変更。
在職中から準備を進め、退職後間髪入れずに通学することができました。
職業訓練校は退職後の「通過点」であって「最終目標」ではありません。
だから本命の授業は学べなくとも、必要以上に時間を取られることもなく、これでよかったと思っています。
職業訓練校で学んだこと
訓練校に通って思ったことは、どんなに知識や技術を身につけても、
・それを仕事で発揮できる「実践力」や「応用力」
・会社や人の役に立てることをアピールする「プレゼン力」
この2つがなければ、希望する職に就くのは難しいということ。
フリーター生活が長く、真面目に就活をしてこなかった私にとっては、これが職業訓練校でいちばんの学びとなりました。

就職に役立つ技術を身につけながら、
自己分析を深めたり、今後について考える時間をたっぷり作れる。
これが職業訓練校のいいところだと思いました。
5ヶ月目:一度立ち止まり、自分に正直な選択をする
職業訓練校卒業後は求人情報と睨めっこ。
4ヶ月間Webサイト制作を学んだけれど、その過程でWebサイト制作は仕事にしないと決めたので、
・給与優先で就活する
・通いやすや優先で就活する
・腹を括って開業届を出す
この3パターンで悩み、最終的に
「雇用されると、退職時に決めた“好きなことをして生きていく”生活ができない」
と思い、個人事業主でやっていくため開業届を提出する道を選びました。

Webサイト制作を仕事にしないと決めた理由は別の記事で語っています。
6ヶ月目:個人事業主としてスタートラインに立つ
退職から半年後に開業届を提出。
晴れて個人事業主となりました。
事業内容も収入の目処もまだまだ立ってなく、本当にただ「開業届を出した」だけの状態でしたが、それでも
「今日から、自力でお金を稼ぐ生活が始まるんだ!」
という、これまで働いてきた中で一度も感じたことのない高揚感でいっぱいになりました。

開業届を提出した直後、
エレベーターを待つ廊下の窓から見た景色はきっと一生忘れません。
7〜9ヶ月目:ブログに全力を注いだ3ヶ月
退職時に掲げていた目標は
「ブログのアフェリエイト収入で最低限の生活費を稼ぎつつ、『好きなこと』を仕事にしたい」
というものです。
なので、まずはブログ作業に打ち込みました。
はじめは1記事作るのに何日もかかっていましたが、だんだんコツを掴み1日2〜3記事書けるようになり、ストックがある状態で隔日更新を続けられるようになりました。
ブログ運営の理想と現実
ブログを書く中で、「アフェリエイト収入が欲しい」という気持ちだけではブログを続けられないなと思うようになりました。
なぜなら紹介したい商品が見つからないから(笑)。
そもそも、「商品を紹介する」ことを前提とした記事を書くことに魅力を感じないから、書けない。
それよりも、
・「モニタの向こうにいる誰かの役に立つ」
・「モニタの向こうにいる誰かに私の気持ちを届ける」
そういう気持ちでブログを運営していきたい。
その中で、紹介できるサービスや商品があれば、ついでに載せればいい。
そんなスタンスに変わり、ブログで収益を上げることは一旦横にして、「人に読んでもえる記事を書く」ことを目的に執筆することにしました。
収益化の種類にこだわらない
とはいえブログの収益化を諦めたわけではありません。
アフェリエイトがだめなら、他の収益化の可能性を考える。
たとえば、
・noteで限定記事を作って販売する
・オンラインサロンを作って会員を募る
・スキル販売につなげるための発信拠点にする
ただ、今はまだ収益化に移る段階ではないので、当面は安定して執筆することを目標にしています。
いずれにせよ、この1年でブログは「私の活動のベースだ」と言える存在になりました。
10ヶ月目:「初めてのお仕事依頼」「初実績」「初収入」
ありがたいことに知人から「お店を始めるのでWebサイトを作って欲しい」という依頼がありました。
Webサイト制作は仕事にしたくないけれど、身に付けた知識で人の役に立てたのは嬉しかったです。
・ヒアリング体験
・クライアントとのやりとり
・制作期間の目安
・報酬の目安
これらは今後またWebサイト制作を行うときがくれば、必ずに役立つと思うし、作ったサイトが存在することでWebサイト制作の実績もできました。
なにより、このお仕事で“個人事業”として初めての収入を得ることができました。
知人ということもあり現金手渡しでいただいたのですが、いまだに封筒に入ったままの状態で残しています。
Webサイト制作実践の流れは、後日記事にしてまとめたいと思います。
11〜12ヶ月目:収益化を狙ったコンテンツ作りに全集中
前月にWebサイト制作に集中したことで、ブログの更新ペースが保てなくなり…。
「現段階ではまだブログと別作業の同時進行は無理なんだな」
と、自分の力量を知りました。
同時に、
・「退職から丸1年」が、目の前に迫っていた
・それなのに、まだ安定した収入がない
この状況から、収益化に時間がかかるブログは一旦中断して「すぐに収益化できるコンテンツ作り」に全集中することに。
「収益化できるコンテンツ」とは?
SNSにおける収入のメインはアフェリエイトだと思います。
私もそれで収入を作ることを目標にしてブログを始めました。
が、先にも述べたようにブログで収入を作るには時間がかかる…
短期間で収益化を目指すなら、アフェリエイトよりも「バズらせて案件GETや書籍化」だと考えました。
なので、書籍化につながるようなSNSコンテンツを考えて、「これでいこう!」と思う企画を2つ作り、13ヶ月目から始動できるよう全力で取り組みました。
13ヶ月目:“好き”が仕事になる瞬間がやってきた
企画の始動に全集中したものの、間に合わなそうな雰囲気漂う12ヶ月目の最終週。
「退職後1年過ぎても無職・無収入は、前に進めてない気がする」
そんな不安を感じ、目先の収入のために適当にバイトでもしようかなと考えていた矢先、運良くSNS運用の求人と出会います。
「運も実力だ!」という謎の自信がつく
これはもう、渡りに船というか、闇夜の提灯というか。
「タイミング良すぎじゃない?」と思ったし、「私やっぱり持ってるな、絶対“好きなことして生きていく”生活にたどり着けるな」とも思いました(笑)。
即連絡して面接アポを取り、さらに面接の場で即採用。
雇用形態はバイトだけど、「好きなこと」であるSNSの仕事で収入を得られることになったので、大躍進です!
前の2ヶ月で全集中した「収益化できるコンテンツ企画」は、SNS運用のバイト開始とともに一旦お蔵入りしました。
いずれ、両立できるようになれば再始動させたいと考えています。
まとめ:理想と現実の間に見えた「私なりの進み方」
月単位で振り返ってみると常に動き続けているようにも見えますが、実際はそんなことありません。
たとえば、開業届を提出した月は、逆にそれ以外は旅行に行ったり趣味に勤しんだりで、「個人事業」としての動きは何もしてないに等しいです(笑)。
そんな感じで私の1年は、がむしゃらに駆け抜けた1年ではありません。
それでも、「好き」を基準にした仕事に辿り着けました。
0→1ベースで考えたら、これは立派な成果だと言えます。
全力疾走でなくても、前に進めたことに価値がある
「会社に行く時間がなければもっと好きなことに打ち込む時間が増えるのに」
そう思っていたけど、現実は違いました。
私はどんなに時間があっても、その時間を好きに全振りする人間ではない。
「時間があってもなくても、やる人はやるし、やらない人はやらない」
私は間違いなく「やらない」側の人間です。
だけど、結果を出せる人間でもあります。
1年という時間が、矛盾するような2つの事実を証明してくれました。
私が目標を達成しようと思ったら、「やる」側の人より、何倍も時間がかかる。
だからこそ、会社員を辞めて、「好き」に集中できる環境に身を置いてよかった。
そう前向きに捉えて、これからも自分のペースで進んでいきます。


