職業訓練校に通うと決めたとき
・友達ができるかな
・クラスに馴染めるかな
と、不安に思っていました。
結果的に私は、4ヶ月間ずっとぼっち。
でも、一日も休まず皆勤で卒業しました。
この記事では、
・どうしてぼっちになったのか
・どうやってぼっちを乗り切ったのか
・ぼっち生活のメリット&デメリット
これらを書いていこうと思います。
「友達できなかったらどうしよう」と不安なあなたに、「友達ができなくても大丈夫!」という例えをお見せするので、励みになれば嬉しいです!
ぼっちになった経緯
最初は、みんなが「ぼっち」スタートでした。
訓練校初日は
「教室でおしゃべりをしていいのか?」
と、疑問に思うくらい緊張で空気が重い。
誰に話しかけたらいいかもわからない。
授業の合間の小休憩はともかく、50分あるお昼休みはほんっっっっとにキツかったです。
転機は授業中のディスカッション!
そんな中、最初の転機が訪れたのは就職支援授業で行ったディスカッション。
座席が近い人同士で初めてまともに会話をして、休憩時間にもその流れで「さっきの話だけどさ〜」なんて小さな雑談が生まれ始めました。
そこから、帰り道・エレベーター内・早朝の教室・放課後の教室……
一緒に過ごす時間が多い人同士で自然と仲良くなる空気が広がっていきました。
波に乗り損ねた?
だけど、私の前後左右の席の人たちは、
・私とは逆側の座席の人と仲良くなってたり
・休憩時間になるとすぐ席を立ってしまったり
・放課後はすぐに教室を去ってしまったり
・そもそも欠席が多すぎて話す機会がなかったり
こんな感じで、「席についたまま自然に話す」機会が極端に少なかったんです。
かといって、離れた座席の人たちのところまでまで話しかけに行くほどでもなく。
なんとなく、そのまま、気づけば——
ぼっちになっていました。
どうやって乗り切った?
なんだかんだ、行ってみれば仲良い人くらいできるだろうと考えていたのに、まさかのぼっちな日々。
「このまま4ヶ月、誰とも仲良くならずに過ごすのかな…」
と寂しく感じる日もありました。
でも、そんなとき、自分に言い聞かせたのがこれです。
「私はスキルアップのために学校に来たんだ。友達を作りに来たわけじゃない!」
一人ならではのメリット:ぼっちでもこわくない!
そう考えるようにすると、ぼっち生活はむしろいいことばかり。
早朝・放課後の自習タイムで、誰かに話しかけられて遮られることはない。
お昼に付き合いで外ランチやコンビニスイーツを買いに行く必要もない。
放課後や休みに飲み会やカフェに立ち寄る必要もない。
人に気を遣わず、自分のペースで課題に集中することができました。
さすがにグループワークやディスカッションでは多少の不安もあったけど、「他人と全く話せない」という性格でもないので、
・自分から話題を振る
・仕切り役を買って出る
など、その場その場をうまく切り抜ける力も自然と身につきました。
そして気がつけば、ぼっちだったのにクラスで唯一、皆勤した生徒となっていたのでした。
ぼっち生活で心残りだったこと
とはいえ、全く心残りがなかったわけではありません。
訓練校に通う前に、
・職業訓練校ではスキルより人脈が大事
という体験談を読んでいたので、「人脈を作れなかった自分は失敗だったのかな?」と、考えたこともあります。
クラスには面白い趣味を持った人や、興味深い経歴の人もいて、「詳しく話を聞きたかったな」とも思います。
終了式の日、仲良くなったグループで「卒業祝いランチ」の話をしているクラスメイトを横目に、誰とも会話をしなくて済むよう、教室を出て急いで帰路についたときはさすがに寂しくなりました。
でも家に帰ると、最愛のパートナーが「おつかれさま!」と迎えてくれて、手作りごはんで労ってくれたので、とても幸せな気持ちで訓練を終了することができました。
就活情報を聞き出せないのは、明らかにデメリット
友達がいなくてもなんとかなった学校生活ですが、唯一デメリットだなと感じたのが、「リアルな就活情報を聞き出せないこと」。
クラスメイトには、訓練と並行して就活をしている人がたくさんいました。
・転職エージェントに登録した
・面接に行ってきた
・〇〇という条件の求人があった
そういった「リアルタイム情報」を仕入れることができないのは、心残りとかではなく、明らかなデメリットだと感じました。
講師や担任から聞くこともできるけど、やっぱり「最新のリアルな情報」を持ってるのは、実際に就活していてるクラスメイトたちなので。
こういう情報を逃したくなければ、ぼっち回避に励んでください。
まとめ:友達ができなくても、なんとかなる
職業訓練校に通う上で、友達を作ることは必須じゃありません。
むしろ、
・課題に集中する
・自分のペースで学ぶ
この点においては、友達がいない方が価値のある時間を過ごせるかも。
もしあなたが、「友達できなかったらどうしよう」と不安に思っているなら、安心してください。
ぼっちでも、皆勤で卒業した人間がここにいます!
ぼっち、全然恥ずかしいことじゃありません!!
ぼっちでも、しっかりとした志があればカリキュラムを終えて卒業できるし、その先の道だって切り開いていけます!