読んだ本の備忘録を手帳でなくブログ記事として書いたら定期的な更新ができていいんじゃないかなと思ったものの、感想を書くのに時間がかかって更新できないという本末転倒な事態に陥ってます。
ということで、読んだ本全部をブログにするのはやめて、その月に読んだ本のおすすめとかにしようかなと考え中。
1月に読んだ本
1月は下記の4冊を読みました。
・大人になるのび太くんへ
・まんがで身につくアドラー 明日を変える心理学
・ワクワクだけで年商30億円
・すぐやる人の「やらないこと」リスト
アドラー心理学と年商30億円は8割くらい漫画なのでスキマ時間に簡単に読めます。大人になるのび太くんも同様。
漫画なら何時間でも集中して読めるけど、活字はすぐ飽きるので読みやすい漫画ベースの本から入ってみた月でした。
この中から、まとめやすかった年商30億円の感想を。
本の第一印象
「自分がワクワクすることだけに従って行動したら年商30億円の会社ができた」という、著者の成功体験をベースにした自己啓発本。
最初の数ページで「あ、これは引き寄せの法則の本だな」と感じました。
引き寄せの法則とは
「自分が強く思ったことや感じたことが現実に引き寄せられる」という考え方。
恋愛セラピーではよく下記のように使われます。
両思いになりたいと強く願った場合、「両思いになりたいと願う状態」が現実に引き寄せられ進展しないから、「両思いになったあと」の自分を想像すること。そうすれば「両思いの状態」が引き寄せられるので両思いになれる。
要するに、「ポジティブに考えていれば良いことが、ネガティブに考えていたら悪いことが引き寄せられる」という考え方です。
本書でも一貫して「自分がしたいことや夢を具体的にイメージし、そこに自信を持つことで、それが実現する」ということが書かれてます。
「引き寄せの法則」の本質
引き寄せの法則は、スピリチュアル感が強くて苦手に思うかもしれませんが、その本質は潜在意識にある願いを意識的に強く持つことで自然と行動がその方向に向かうことです。
明確なイメージを持つことで道筋が見える
恋愛でもビジネスでも、最終的に「こうありたい」と明確なイメージを持つことで、次に取るべき行動が見えてきます。
たとえば好きな人がいる場合、片思いを楽しみたいのか交際したいのかでその後の行動が変わってくるし、ビジネスだでも営業がしたいのか経営がしたいのかでやるべきことが違ってくる。
私が現在通っている職業訓練校でも、就職支援の授業で「希望する会社に就職したあと、どうなりたいかのビジョンを明確に持たないと志望動機や面接での質疑応答にブレが出るので採用されない」と言われ続けました。
道筋が見えると成功率は上がる
「こうありたい」と思う姿が明確であれば、その目標に向かって進むための行動がスムーズに取れるようになります。自分がどんな人生を送りたいのか、どんな仕事をしたいのかを具体的にイメージし、そこに向かって自信を持って行動することが、成功への最短ルート。
そして、著者のように「私はこうなるんだ!」と強い気持ちを持って前に進んでいけば、たとえ失敗したとしても「必要な失敗だった」と受け止めることができます。
他人の失敗を人は意外と気にしない
私はどちらかと言えば失敗を怖がる人間です。
昔からなるべく失敗しないように生きてきました。
なので、めちゃくちゃ打たれ弱いです。少しの失敗を1週間や1ヶ月単位で落ち込むこともザラにありました。
だけど、そうやって失敗したことに落ち込んでいても時間は止まってくれないし、周りの人はそんな失敗なかったかのように接してくるし、目の前にはどんどん次にやるべきことが積み上がっていく。
つまり、私がどんな失敗しようが、周りの人はたいして気にしていないし失敗することによって評価も下がったりしない。仮に下がったとしたら、それだけ実力があると認めてもらえてたということだから喜ばしいことなんだ!
それに気づいたというか、そういうマインドを持つことによって、失敗してもたいしてひきずらなくなりました。
個人的にモヤモヤしたエピソード
引き寄せの法則の本質は、自分の願いを強く持ち、そこに向かって行動していくことです。著者の考え方とそれに伴う行動力は見習いたいものがありますが、一方で腑に落ちないエピソードもありました。
なんとなく、しっくりこない
本の序盤にある「上司からの嫌がらせが、自分の心の持ちようでなくなった」という話は、何が理由で嫌がらせがなくなったかの説明がなく、ただただ「心の持ちようでなくなった」だけ。
著者はこのエピソードで「自分を大事にしていれば、周りも自分を大事にしてくれる」というメッセージを伝えたかったようですが、嫌がらせしてくるような上司が、そんなマインドを持っただけで嫌がらせをやめるとは考えにくく、モヤモヤだけが残りました。
スピリチュアル感が強すぎて冷める
著者の成功体験の中には参考にしたい話もあるんですが、この上司とのエピソードの解決方法がモヤモヤしたものだったので、どうしても実力や行動力ではなく「スピリチュアルで成功してよかったね」と冷めた目で見てしまいました。ごめんなさい。
信じるだけでなく、きちんと行動もする
さてそれでは、成功体験の中で参考になった部分を。
散々スピリチュアルと言ってきましたが、やっぱり夢を掴んだ人は信じた未来へ進むための努力と行動力に見習うべきものがある
目の前にあるチャンスは迷わず掴む
「チャンスの神様は前髪しかない」という言葉を聞いたことはありますか?
チャンスは目の前にあるときに掴まなければ、振り返ってももう手が届かないという意味です。
チャンスが来るタイミングはわかりません。日々努力を積み重ねて心の準備をし、自分のタイミングで「来た!ここだ!」と思って掴む人もいれば、「よくわからんけどやった方がいい気がする」と掴んで、振り返ればそれが転機だったという人もいます。
大事なのはチャンスを掴む瞬発力と行動力
理由はどうあれ、成功する人はチャンスを逃しません。
でも、成功しない人は心構えができてようが「でも今は無理かも」などと戸惑ってるうちにチャンスを逃す。そもそもチャンスが目の前に来ていることに気がつかない。
著者は自分の「好きなこと」「将来なりたい姿」がはっきりしているので、そのイメージに近づけるチャンスがきたら迷わず掴んでいる。
ファッションショーの誘いや理想の事務所を見つけた時、サーカスとのコラボ(これは自分で掴みに行ってるから行動力かも)。
この瞬発力と行動力は見習いたいです。
苦手なことは自分でせず、人に頼る・任せる
著者は服飾系の専門学校時代、卒業制作で作りたいものがあったものの、自分の縫製技術ではその服が作れないという問題にぶつかりました。
自分の縫製技術では簡単なものしか作れない。でもそれは本当に作りたいものじゃない。じゃぁどうすればいいか?
そこで、縫製技術のある人を探し出し、手伝ってもらいながら理想の服を作り上げます。
ビジネスとしてファッションブランドを立ち上げた後も好きなデザイナー業に集中し、苦手なパターンや縫製は人を雇って任せる。
苦手なことを抱え込むのは非効率
私は会社で働いていた時、業務の一環で広告宣伝担当をしていました。広告デザインやアイデア出し、キャッチコピーを考えるのは好きでしたが、企画書にまとめるのは大嫌いでした。
最終的には仕上げてプレゼンまでもっていくけれど、嫌いな作業だからモチベーションも上がらず、やる気も出ず、結果、締め切り間際まで残業に次ぐ残業。
得意な人に任せていたらよかったんだろうけど、頼み方がわからなくて自分でやるしかなかった。
得意なことを分担できる環境と人脈をつくる
対して最近、webサイト制作職業訓練校のグループワークで企業サイトを作った時の話。
他のグループがページ単位で作業を個人振り分けしてた中、私たちのグループはカンプ・コードなど、得意分野に別れて業務ごとに分業。すると、その出来はさておき圧倒的に他の班より完成するのが早かったです。
たまたまグループメンバーの得意・好きな分野が違っていたので取れたやり方だったけれども、そのおかげで苦手分野の作業をしない=好きな分野だから素早く作業を進められる=締切より早く終わるという良い流れが作れました。
「自分の得意なことができる」「苦手なことは他人に振れる」環境と、そのための人脈作りは効率よい流れで仕事をする上で欠かせないポイントだと身をもって実感しました。
トントン拍子に進むときは、その道があってるとき
著者の人生は、漫画で読みやすくまとめられていることもあって、めちゃくちゃトントン拍子で成功への階段を駆け上がってます。ぶっちゃけ現実味がないです。
でも、自分に合ってる道を進んでいるときはトントン拍子で進んでいくものらしいので、そういうことなのかなと思いました。
ちなみに
「トントン拍子に進むときはその道があってるとき」というのは漫画Paradaisu Kissに出てくる名セリフ。こっちは完全フィクションのトントン拍子だけど、夢を追いかけたり諦めたり落とし所を見つけたりと、ところどころ垣間見えるリアル感に「みんな一生懸命生きてていいなぁ」と思ってしまう良作です。大好き。
まとめ
信じることと行動することの重要性を教えてくれる一冊でした。
大人になると現実と向き合わなければならない場面が増え、なかなか自分の可能性だけを信じて進むことができなくなるので、実際に行動するかはさておき、自分を信じる心だけは忘れずに生きていたいです。
モヤモヤした部分もありますが、全体的には実践的で前向きな考え方を学べる内容でした。