【婚活やめたら人生好転】「誰かに幸せにしてもらいたい」と考えるのをやめたら、人生がうまく回り出した話

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飲みの席で、一回り年下の女の子と話していた時のこと。

恋愛観の話になり、彼女からこんなエピソードが語られました。

「恋愛依存症で、彼氏に幸せにして欲しいと思ってたけど、どんなに優しくしもらっても全然幸せだと思えなくて、要求ばかりエスカレートしていた」
「そういうのに疲れて『恋愛なしで自立して生きよう』と仕事に邁進してたら、自分のことを幸せにできるのって自分だけだって気づいた」
「今は、自分を幸せにするついでに、彼氏のことも幸せにしてやろうって思ってる」

わかる。

私もずっと「誰かに幸せにして欲しい」と思ってました。
「私のことを幸せにしてくれる人」と結婚したいと思ってました。

だけど、「自分のことを幸せにできるのは自分だけなんだ」と。
そう思い直し、自分を幸せにするために行動していくことで、恋愛運の全てはこの人と出会うために注がれていたのでは?」と思えるくらい、素敵なパートナーと出会い、幸せな日々を過ごすことができています。

幸せになろうと思ったら、人任せにせず、自分で行動しなければならない。
今回は、そんな話をしたいと思います。

「幸せになりたい!」と思うなら、常に「自分のことは自分で幸せにする」というマインドを持って行動してください!

「誰か」に幸せにしてほしいと考えていた頃の私

私には、夢を諦めて挫折した過去があります。
この経験は「自己肯定感の低さ」に繋がり、私の人生に影響を与え続けていました。

夢を諦めた私は「せめて結婚だけは」と思っていた

同時に、夢を諦めたことで、「せめて人並みの幸せが欲しい」と思うようにもなりました。

アラサーだった私は「子どもを産むなら、今結婚しないと」と考え、婚活を始めることに。

当時の私にとって、「幸せの象徴」が「結婚して子どもを授かること」だったんです。

婚活で求めた条件と願望

当時の私の年収は200万ほど。

1人で子育てするのには心許ない金額だったので、「生活費を稼いでくれる人」を条件に、結婚相手を探していました。

そして、もうひとつ本気で思っていたのが「私を幸せにしてくれる」こと。
職業に収入、お金の価値観、容姿、家族構成、住んでいる場所など、現実的な条件を気にする反面で、こんな漠然とした希望も持っていたのです。

・結婚することで幸せだと感じられる
・『良い人だね』と言ってもらえる

そんな人でないと嫌だ」と、本気で考えていました。

その後、なんやかんやあって誰とも出会えぬまま婚活は終了したのですが、その話はこちらに。

「子どもが欲しい」と思って婚活していた私が、「本当に欲しかったもの」とは?【本当の結婚観】
「子どもが欲しい」から始めた婚活。でも、本当に欲しかったのは「子ども」ではなく、「心から好きだと思える人」でした。「出産リミット」という焦りの中で見つけた、本音の結婚観と幸せの話。

「自分で自分を幸せにする」と決めた日

婚活をやめた後、細々と出会を求めていたものの、そう都合よく出会えるわけもなく。

35歳になったのを機に、「もう、一生独身も視野に入れよう」と考えるようになりました。

「一生独身」を考えた時、考え方に変化が

結婚相手を求めていた頃はずっと、「誰かに幸せにして欲しい」と思っていました。
だけど、「一生独身」となるとそうも言ってられません。

「誰にも頼れないんだから、自分のことは自分で幸せにしなければ」

自然と、そう考えるように変わっていきました。

仕事、生活環境、交友関係、趣味、資産。
全部、自分自身で満足を感じられるものにしなければいけない。
私を幸せにできるのは私だけ。

そんな気持ちで、日々を過ごすようになりました。

「自分ファースト」で生きるということ

私を幸せにできるのは私だけ。

そう考えると、自分の機嫌は自分で取らないといけません。

何か嫌なことが起こっても、自分で立ち直る方法を見つけなければいけない。
そもそも、「嫌だ」と思う展開に持っていかないようにしたい。

そのためには人に気を遣ってばかりでなく、自分の意見も言えるようにならないといけない。

人に気を遣ってばかりいた頃は、自分の意見を言うことは場の空気を壊したり、わがままを言うことになるんじゃないかと考え、たくさん言葉を飲み込んできました。

自分の意見を言うことは、「我慢」や「わがまま」ではなく、「自分の人生に責任を持ち、自分の価値観に正直に生きること」。
そして、それが「自分を幸せにするため、自分ファーストで生きること」なんだと、今ならわかります。

初対面でも、自分らしく振る舞えるように

婚活をやめたあと、コロナによる自粛期間がありました。

実は、自粛期間が明けた直後にマッチングアプリを少しだけ再開。
長らく家にいた反動で、「誰でもいいから話がしたい!食事に行きたい!」と思いが強く、だけど世間はまだまだ自粛ムードで友人を誘うわけにもいかず…。

「会って話したい欲求」を手っ取り早く叶えられるのがマッチングアプリだったんです。

マッチングアプリの再開と「自分ファースト」な対応力

女性が出会い系アプリを利用するときは、少なからず「身の危険」を心配するもの。

私もそこは徹底し、絶対に食事だけで済むよう、場所や時間は慎重に選んでいました。
おかげで何事もなく食事を楽しむことができました。

婚活で会う男性たちは少なからず「結婚」を意識していたため「嫌われたくない」という心理が働き、言いたいことを思うように言えないことが多々ありました。

だけど、「結婚」を意識せず、「食事相手」と割り切ってる相手にそんな心理、なんのその。

言いたいことを言い、聞きたいことを聞き、楽しく食事をしていました。

嫌なことは、きっぱり拒否

とはいえそこはマチアプ。

きちんと見極めていたつもりでも、夜の誘いを受けたり、マナーやモラル違反を感じる対応をされることもありました。
そんなときは、「どう言えば気を悪くさせずに済むだろう?」なんて考えず、ハッキリ「NO!」と突きつける。
先に気分を害すことをしてきた相手に使う気遣いなんてありません。

婚活時代にはなかった「自分ファースト」な行動力だと思います。

趣味を再開した先で出会った、人生のパートナー

そうこうしてる間に自粛ムードもおさまり、街に人が出てくるように。

アプリでの食事会に飽き始めていたこともあり、コロナ禍で中断していた趣味のクライミングを再開するようになりました。

長いこと離れていたので、常連の顔ぶれも変わっていて、新しいコミュニティに出入りするように。
その中で出会った男性と意気投合し、「最高のパートナー」を得ることができました。

自然体で出会ったからこそ、「最高の関係」を築けた

趣味の場で会う人は、マチアプ以上に「相手によく見られよう」なんて考えません。

最初から自分らしく接していたこともあって、出会ってから今までずっと、変な気を遣うことなく自然体でいられる相手です。

「嫌われたらどうしよう」なんて考えずに本音が言える。
それでも関係が壊れないどころか、むしろ信頼が深まっていくのを感じました。

交際を始めることになったときは、「この人のこと、私が今以上に幸せにする!」と心に誓ったし、その気持ちは今でも続いています。

誰かに「私のことを幸せにしてほしい」と思っていた頃はそんな発想はありませんでした。
「自分のことは自分で幸せにする」と決めているからこそ、「誰かを幸せにしたい」という気持ちが生まれ、それが良好な関係を築く土台になっているんじゃないかなと、そう考えています。

まとめ:「自分で自分を幸せにする」と決めたら、状況は好転する

誰かに「幸せにしてもらいたい」と考えていた頃は、とても視野が狭かったと思います。
その気持ちばかりが強く「どうして私を幸せにしてくれる人は現れないんだ」と常に不満と不安でいっぱいでした。

だけど、「自分のことは自分で幸せにする」と決め、「自分ファースト」で生き始めることで、少しずつ不満や不安がなくなり、人目を気にせず、自然体でいられる範囲が広くなっていったと感じます。

その結果、「私が幸せする」と思える、素敵なパートナーもできました。

自分のために行動することは、巡り巡って、心から満足できる日々に変わっていく。
これからも「自分のことは自分で幸せにする」気持ちを忘れず、望む未来に向かって歩いていきたいと思います。